①TREAT - One Minute to Breathe ゴージャスメジャーロックの旗手として先頭を走るバンド この曲を聴く限り次のアルバムも 嬉恥ずかしゴージャスサウンドになるだろう メディアも大絶賛が見えてきますね 突き抜けたメジャー感 もうこの道を歩むしかありません ある意味いばらの道ですね 禁断の果実を口にしました
②HELLION - Screams In The Night そのパワフルな歌声からは想像できなかった美貌の持ち主 今の時代ならばもてはやされたろうが 当時は女性に対する偏見が半端なかった その高齢者が手の平を返す時代がやってくるとはね 未開の地を切り開いたバンド 結局アン・ボイレンは自らが立ち上げたレーベルに尽力することになる
③Vatican - Power Is Obsession 幻のアメリカンメタルバンドの代表曲 ドラマティックな展開はまさにヘヴィメタルの王道 彼らが目指していた方向が一発でわかるのだが ヘアメタル全盛の時代に この正攻法で迫るガチガチのメタルでは分が悪かった 地下の深いは魑魅魍魎が跋扈する魔界ですよ 踏み込んだら出てこれません 魔境には宝の山でいっぱいです
④Riot - Wings Of Fire スローな出だしから空間を切り裂くように ハードな展開へと向かうドラマティックなナンバー レット時代は味のある曲が多い ハードでダイナミックなバンドサウンドを創造した新時代 バンドは新しい扉を開けようと模索していた 傑作アルバムながら権利の関係でオフィシャルな形でのCD化がすすまない RIOT Vのパロディ臭には嫌悪を覚えますね
BOB DYLANの"Subterranean Homesick Blues"がベースという説あれど、これだけアップテンポで捲し立てたら完全にパンクですね。そして勿論"貧乏"とは経済的・物質的な貧困に留まらず精神的に貧乏なさまをも表し、更に背景となる資本主義や格差社会まで言及。折角歌詞が出る動画なのに違う違う、強気・弱気じゃなくて強き・弱きですよ。言い換えの無い表現がダイレクトな気もしますが、概ねいつもの社会派・桑田らしい毒の吐き方。やはりソロでしかできませんね、こんな曲。
まぁ感動的なアルバムでしたね。ノスタルジックではありますが、それは俺たちはこれしかできないんだという気概に満ち溢れていました。その時代錯誤なサウンドを最大限の熱量を込めてプレイする。そこには嘘偽りが一切ない。いやーホロリとされられましたね。なんてことない曲なんですけど並び的にUnderneath the Velvet Skyが流れてきた時にグッときました。