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Anarchia (1993年)
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Anarchia
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解説 - Anarchia
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1. 失恋船長 ★★★ (2025-10-15 04:35:22)

ハンガリアンメタルの生ける伝説のバンドPokolgépのヴォーカルとギターが参加している事でも有名なバンドOMEN。若いメンツと合流することで新しい形で活動を行う。今作は3枚目のアルバムになるのだが時代は1993年。デビュー作にあった快活なスピードナンバーは影を潜め、やはりモダンな音像というかヘヴィネスさを強めているのは致し方のない出来事。その中でも歌メロはしっかりとしているし、哀愁のバラード系も用意したりと基本線は変わっていないのだが、やはりヘヴィな音像とダークテイストは、まぁ時代のなせる業ですよね。

生きならないと言えばウソになりますが、こちらも耐性はついていますので無問題。むしろ今のメタルコアなんかと比べたらはるかに正統性の強い音楽性です。何を聴きたいかで評価も大きく分かれるでしょう。少しでもモダン臭がするものは許せない。ラウドパークに知らんバンドしかいないと嘆く高齢者には受け付けられないだろうが、この時代でも自分たちの持ち味を残そうと苦心するバンドサウンドに逆に深読み考察して楽しみたくなります。

全10曲で38分を切るランニングタイム。その清い姿勢も大いに買いだ。日本ではハンガリーのメタルは普及されていない。まぁBURRN!最後に買ったの2000年くらいなんで、もう浦島太郎オジサンです。何もしりません。でもOMENやPokolgépにOSSIANの特集なんて組まないだろう。今は音楽は金を払わないで聴く時代、定額制サービスの恩恵を受けて存分にお楽しみください。まぁYouTubeってのもあるしね。

いい時代だよ。レンタルしてハズレ掴まされる危険から回避されているんだからね。でも最後で聴かずにスキップするのは良くないよねぇ。難しい問題だ。頭からケツまでリピート再生するガッツがないと、バンドの本文なんか見えてこない。今作だって最初はモダン臭多めだったが、後半にはストレートなメタルソングも出てくるので、ご安心ですよ。お試し視聴なんてご法度です。どうぞめんどくさがらずに40分を捧げてください。メタルを愛する者には必ずやご褒美が当たりますよ。



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