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UNISONIC (2012年)
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UNISONIC
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解説 - UNISONIC
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 帰ってきたクーカイ ★★ (2012-04-01 15:55:45)

 久しぶりにマイケル・キスクがメタル寄りのHRを歌うのを聴いた。
 私はHELLOWEENの1stと2ndがとても好きで、キスクの歌唱力も高く評価していたのだが、ソロ1作目を聴いてがっかりしてしまい、これまでの間聴くことをしなかった。
 本作でのキスクの歌は、“あの頃”と変わっておらず、表現力が増した部分があるようにも感じ、まことに感慨深い。
 本作の聴きどころは、キスクの歌だけではない。ツイン・ギターが素晴らしく良い。
 B!誌で二人のギタリストがそれぞれで語っているように、リズム・ギターも二人で刻んでおり、これは聴いていて飽きない。ギターはかなり聴き応えがある。音楽の種類は異なるが、THIN LIZZYやIRON MAIDENが有するそれと同質のものを感じた。
 楽曲は、ASIAや最近のJOURNEYが、ハードさが2割増しになったような印象を受ける。要するにキスクが居た頃のHELLOWEENっぽさを求めると、失望する可能性が少しあるのだが、カイが居るのでメタルのエッジは加わっている。
 個人的にはとても満足した。彼らの傑作アルバムは次作以降に現れるものと期待するが、本作も名盤である。
 




2. ヤングラジオ ★★ (2012-04-24 17:58:42)

あの「キーパー~」路線では勿論ないけど、一通り聞いた直後の感想としては、決して悪くない。
メリハリの利いた楽曲による構成ではなく、どちらかと言わないまでも、同一路線のミドルチューンを中心にした楽曲構成である。

こう書くと、悪い印象を持つという人もいると思うけど、このバンドのソングライター陣は強力である。
良い意味でもそうでない意味でもキスクに配慮した楽曲にはなっているけど、楽曲は結構良かったりする。
もう少し、アレンジや装飾部分に力を入れれば、もっとメリハリの利いたメタル路線になったとは思うけど、それも恐らくキスクに多少配慮した結果なのであろう。

現ハロウィンでさえも、あの「キーパー~」路線を目指していないのであるから、その幻想さえ断ち切れば案外いいじゃないかという感想が聞かれそうな内容である。
個人的には、予想以上に良かった。
そこら辺の84点ぐらいの新人バンドの作品を聞くくらいだったら、この作品の方が絶対にお勧めである。
キスクのVo.は、やっぱりいいね。
「キーパー~」との比較論だけは、絶対に止めて欲しい。




3. lewy ★★★ (2012-05-11 17:55:03)

いいアルバム作りましたね。
自分はキーパーに特に思い入れはないので、肩すかしを食らうこともなく非常に楽しめる、良質のハードロックです。
明るい曲から切ない曲まで、キスクの伸びやかなボーカルを中心とした、あくまで歌もの路線。
しかしギターの名手2人が揃ったことでリフやソロにも華がある。
このメンバーでのパーマネントな活動を期待せずにはいられません。
あと音質も良好。



5. 名無し ★★★ (2012-08-10 23:02:56)

キスクが歌うHM/R。
ノビやかな歌声で力強く歌い上げるキスクのボーカルの存在感は圧巻で、そんな彼の歌声に呼応してカイ・ハンセン、マンディ・メイヤーのツインギターが美しく奏でられる。
ゴリゴリのパワーメタル路線ではなくポップなハードロックといった印象だが、カイ・ハンセンとデニス・ワードのセンスが存分に発揮されていて聴き応えは十分。HelloweenというよりPlace Vendomeに近く、個人的には久々に「楽しいHM/R」のアルバムが聴けて嬉しい限り。

キスク&ハンセンとなるとどうしても『Keeper of the Seven Keys』を意識してしまうが、本作は彼らの新しいスタイルを示すのに十分な魅力を持った名盤。今後の活動にも期待できそうだ。



6. さてう ★★★ (2012-10-06 00:04:37)

書き込みが少ないですね…
キャッチーでバラエティ豊かなとても良いアルバムだと思うのですが。
もちろん良曲も多数。カイ・ハイセンのセンスは健在です。
ミドルテンポの曲が多いので、個人的にはじっくり聴いてもらいたいアルバムですね。
マイケル・キスクの守護神伝の頃の超絶ハイトーンは年のせいもあってか封印していますが、
それでも充分にキスクの美しい声が堪能できます。
特に低音の歌い方に関してはさらに磨きがかかっているようにすら感じます。



7. IWSK ★★ (2015-03-27 23:56:31)

キスクとカイのバンドということで守護神伝のサウンドを期待してしまうが実際そうではない。しかもメロディアスなハードロックが大半を占め疾走曲やメタルの要素は皆無だ。だがこれでがっかりしてもらったら困る。妙に明るいものもあるが、ソングライター陣が優れてしるので肝心の楽曲はなかなか良く円熟の域に達している。またキスクの歌唱力も素晴らしく、超絶ハイトーンは封印しているものの低音の歌い方はますます磨きがかかっている。自分はHelloweenの問題作やキスクのソロを聴いているのでこのバンドに対してあまりいい印象を持っていなかった。しかし少なくとも前述したものよりかは良く不安も払拭出来たので買って良かったと思った。


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